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【転職活動】 ~現職の経営陣への提言~

転職活動を進めている。

 

今日は面接とかの話ではなく、一平社員として、弊社経営陣への提言。転職活動をしていく中でいろいろな会社の話を聞いたりしている中で、私が日々感じている経営陣への不満。「平社員の理想論」や「きれいごと」かもしれないのだが、1個くらいは聞いてほしい。

 

・少し妥協して人を採用して教育しろ!

外資系企業である弊社は「英語力中級以上」を対象にして求人を出している。現在国際系の仕事を探しながら転職活動を行っているが、英語が必要な職場であっても「英語力不問」とか「英語に抵抗のない方」とか「英語を学ぶ意欲のある方」に採用条件を下げている。現在、人手不足が著しいので、まずは人を採用することを優先したほうが、絶対に良い。

英語ができないでもできる仕事なんて言うのは、私が仕事をしている限りでも山のようにあるし、決まりきったシステムに決まりきった数字を入れるのなんかは、だれでもできるんだからパートでも学生バイトでも雇えばいいと思うぞ。

・誰でも会社中心に働くと誤解するな!

平日は日付が変わる頃に帰宅、朝は多少のんびりだけれど8時には出発。こんな会社中心の生活に若者が限界を感じ始めているのに、いい加減気付いたほうがいい。滅私奉公で死ぬほど残業して、安い給料でぼろ雑巾のように使いつぶされる生活にはうんざりだ。みんながみんな、家族や私生活を犠牲にしたような働き方ができると思わないでほしいし、そんな時代はもう終わりを迎えようとしているのに、いい加減気付け。

・事務所は22時に電源が落ちるようにしろ!

24時とか明け方まで残業している人が弊社にはいるのだけれど、そういう人を野放しにしておくといつの間にかほかの従業員にも残業が伝染していく。残業の伝染を強制的に断ち切るためにも、22時には事務所の電源が落ちるように、事務所の回路を組みなおしてもらわないと、取り返しのつかないことになる。

・残業規制しろ!

展示会期間の40連勤、月の残業120時間とか、もうやめよう!慢性的に毎月80時間以上残業するのとか、やめよう!経営者や人事がきっちり線を引いて、残業に対してもう少し規制して、それでも仕事が回らないのなら人をとるとか分業を進めるとか、もっと対策を考えろ!

・分業を進めろ!

色々な会社の面接で話を聞いていると、私の職務内容というのは、営業、営業事務、プロジェクトマネジメント、サービス、アフターマーケットセールス、というので6人~7人くらいで分業をしてる場合が多い。もちろん、売上高や取り扱っている製品によっても違うのだけれど、おおむねそんな感じでチーム編成をしているところが多い。もう少し社内で分業を進めて、できれば一人当たりのワークロードや管理しないといけない業務の範囲を狭めてあげるほうがいい。

・人は辞めるものだと思って戦略を立てろ!

私があと2週間くらいで退職を会社に申し出る予定なのだけれど、多分会社の経営陣は誰一人として私が辞めるというのは予想していないと感じている。二人目の子供も生まれるし、会社ででかいプロジェクトも決まった中、退職を申し出るというのは誰一人として考えてもいないだろうと思う。いきなり誰かが辞めてもいいくらいの余剰人員を抱えておく余裕が会社にないのはわかるのだけれど、それなら必要なところで選択と集中ができるくらいの経営的判断くらいはできるようになっておいたほうが良い。

 

・パワハラを放置するな!

毎日ぼろくそにパワハラされていた後輩を見て「こうなったら終わりだな」と思っているうちに、自分もいつの間にか委縮してしまって結局その人と仕事ができなくなってしまったので、パワハラは放置しないで、組織として対策したほうがいい。ちょっとした説教や小競り合いなら構わないが、早朝までの説教や感情のままに怒鳴るのとか、会社として対策したほうがいい。結局私が辞めるのだって、そこら辺に大きな理由があるというのも理解してほしい。

 

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好き勝手に会社への提言を書きましたが、私が退職するときには経営陣にこのような話をすることはなく、「私事」として退職します。退職後については「家族の事情により、親のいる仙台に数年後に帰ることを決めたし、親からもそのような要望を出されたので、将来的に仙台で勤務できる企業への転職を決めた」ということにします。本当は「会社が嫌になった」というのは、口が裂けても言えません。

 

相変わらず好き勝手書いて終わり。