絶賛転職活動中である。
現職に対する未練は一切ないので、サクッと次の仕事を決めてさっさと現職に退職届を突きつけたい気持ち満々である。
「追い込まれすぎて病気になる前に転職しよう!」と思い立ってから、早2ヶ月。
何社かで最終面接まで進むことができ、無事に転職先が決まりそうな雰囲気が出てきた。
病気になってから転職をするのは、間に休職期間が入ったり、会社都合退職になったり、「突っ込まれどころ満載だろうなぁ~」と思って、後輩がパワハラで追い込まれていたころから少しずつ転職は考えていた。
少し前に「もう無理だな」と思って、一気に転職の準備を進めた。それが2019年の2月末ごろの話で、そこから一気に求人に応募したりして、三社ほど最終面接まで進んだ。
「病気になる前に逃げ出す」という私の判断は、今後あと30年近くある企業人としての人生の全体像としてとらえると、間違えていなかったと信じたい。転職であった質疑応答について、いつものようにまとめる。
なんで今の会社を辞めようと思ったんですか?
最初は業界の未来とか、産業構造の変遷とか、自動車の電動化とか、それっぽい理由ももちろん話していたのだけれど、企業側にきっちり説明すればわかるはずだと思い、最近は正直に退職理由を話すことにした。
- 私より後輩は10人以上採用したが、続いているのは一人しかいないこと
- 組織の年齢構成がいびつで、今新人をとったり教育したりできないと、10年後の未来さえ危ういと感じていること
- 後輩の多くは、罵声や怒号を浴びせられたり、連日深夜までの残業を行うことが負担となって退職していること
退職のきっかけとなる話を進めながらこういうことを説明していき、総じてまとめて;
- 年齢分布の悪さと新人がいつかない環境の現在の職場に、明るい未来を感じられないこと
- 長時間労働やパワハラにより健康を害するリスクを常に抱えたまま就業していることで、二人の子供と妻に対して責任を果たすことができないという不安があること
このように判断し、会社を辞めることとしました、と、企業側にきちんと説明することにした。確かに「逃げた」とか「辞め癖」とか、悪い印象を持たれる可能性もあるのかもしれないけれど、従業員をそれなりに大切にする企業であるのなら、私が置かれている状況も併せて、きちんと話を聞いてある程度の理解はしてくれるし、何よりも正直に話して一次面接は突破しているので、企業側としても相応の理解は持っているのだろう。
転職をする際に重要視していることは何ですか?
国際的な仕事であること
学生時代から英語を勉強していて、社会人になっても年に何度か海外出張へ行くような仕事を続けている。自分の持っている技能とした場合、最も強いのは英語であり、今後の仕事に対してもやはり最大の特技である英語が生かせる国際的な仕事であることを望んでいる。もちろん、海外出張も大歓迎である。
製造業であること
社会人になって10年になるのだが、最初に入った職場がバリバリの製造業で、現職もやはり製造業の一翼を担う企業だ。バックグラウンドは文系であるものの、社会人生活で学んだ経験や知識が十分生かせる職場へと転職したいと思っている。嫌になったときや、やめたいと思ったことは何度もあるが、やっぱり機械や航空機、自動車なんかは好きだし、これからもできれば付き合っていきたいと思っている。有形の商材を扱う製造業が希望であり、特に機械メーカー、自動車産業、航空機産業を希望している。
穏やかな社風であること
現職で罵声や怒号が響き渡る職場に嫌気がさしたので、社風が穏やかな会社が良い。それと、穏やかな会社というのはマーケットのシェアが異常に強く利幅が稼ぎやすかったり、競合が皆無というような企業に多く見受けられるので、できるだけ穏やかな社風の企業へ行きたいと思っている。もしくは「こんなもんでいいんじゃないか?」ということで、経営者があまり欲張らない会社。
それでは今日はこの辺で
終わり