ちょっと、俺

日常のちょっとしたこと

転職の際に職務経歴を盛るのは勝手だけれど、ほどほどにした方がいい

このところ立て続けに新人が入ってきて、教育係なるものをやっています。

 

中小企業の我が社には新卒を教育するほどの余力はないので、全員中途で採用します。入社してから「職務経歴盛ってたな」と気付くのが続いています。ちょっと大げさに書くくらいなら、私も中途入社の身なので理解しますが、最近入ってきた何人かは「やりすぎ」レベルで職務経歴を盛っているので、正直がっかりしています。

 

自称ナンバーワンセールスマン(25歳)

「前職ではナンバーワンセールスマンでした!」という新人の話。確かめようがないので信じるしかないのだけれど、入社後に出てくるボロがひどすぎて今となっては誰も彼がナンバーワンだったとは信じていません。

 

例えば、頼まれていた見積依頼を一か月近く放置しておくとか、検収という言葉の意味が分からないとか、名刺入れを持っていなかったとか、鳴り物入りで入ってきましたが誰も今や彼がナンバーワンだっとは信じていません。

 

自称メーカーのサービスエンジニア(26歳)

「前職ではメーカーのサービスエンジニアとして、機械の試運転や保守を担当していました」として入ってきた新人。名刺にサービスエンジニアと書いてあったとしても、図面全般(機械、電気、流体)が読めない。対象部品を意味する「ワーク」という言葉の意味が分からない、自動車会社の工場内のルールが分からない等、こちらから見ると「話にならない」としか思えないようなずぶの素人です。

 

自称グローバルな仕事がしたい(25歳)

弊社は外資系で親会社はアメリカにあるので、そこそこグローバルな職場です。親会社での会議に召集されれば会議は英語で進行するし、日本に外人が来て会議をするときもあるし、仕様打ち合わせやトライアルの話、試験の話なんかで米国から人が来ることもあります。

 

グローバルな仕事がしたくて会社に入ってきても、一切英語を勉強することなく、入社して2年以上しても未だに先輩に英語を直されています。

 

自称世界旅行好き(28歳)

世界中を旅行しているので、グローバルな会社に入りたいと思いますというので、入社してきた人に「うちの本社はニューヨーク州の西のはずれにあります」と説明したのだが「すいません、アメリカの地理はいまいちわからなくて・・・」という回答が返ってきた日にはひざから崩れ落ちそうになりました。

 

経歴を盛るのは勝手だし、悪いとは思いません

経歴を盛るのは別に悪いことだとは思いません。中途入社の面接で、ある程度経歴を盛るのは誰でもやっていると思うし、こちらもそれなりに経歴を盛っているだろうと覚悟して教育を行うと計画を立てます。

 

しかし、こちらの想定を上回るレベルで経歴を盛られるとこちらとしても教育の計画を一から立て直さないといけないので結構莫大な手間と時間を必要とされます。

 

元サービスエンジニアという肩書で入ってくるのならある程度図面を読めると判断するし、グローバルな仕事をしたいというのなら英語に対しての積極性があると判断するし、セールスが前職なら物の流れとかを理解しているというある程度の前提条件をもって教育に望もうとします。

 

ルールや用語などは一から説明しないといけませんが、ある程度わかっている」とか「近いものを扱ったことがある」という前提条件が覆されて一からすべて教育するとなると大幅な計画の変更が必要になります。

 

半年で一人で回ってもらおうと思っていたのに、一年かかるとか二年かかるとかなると、会社で負担するコストも大きくなります。それなら新卒を取るのとコストが変わらないんじゃないかとまで、最近思い始めています。

 

私はそれでも優しく指導しますが、人によっては追及したり、突っ込んできたり、前提条件を覆されたことに露骨に怒りを表す人もいます。売り手市場とはいえ、経歴を盛ってステップアップを狙うのはほどほどにした方が良いと思います。

 

相変わらず支離滅裂なまま終わり。

スポンサーリンク