ちょっと、俺

ちょっと、俺

日常のちょっとしたこと

寝る子は育つ

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 中学生の時の話。

 

夜9時くらいに寝るのだけれど、どうしても朝起きれない。

 

夜8時くらいに寝ても、どうしても朝起きれない。

 

大体7:30頃まで寝ていて、母親に起こされる、というのがパターンだった。

 

学校には8:30までに行かないといけないんだけれど、ギリギリか遅刻のどっちか。

 

学校までは走って20分くらいだったと思う。

 

朝起きれないことに怒った父親が「もう起こさないでいい」と言って、平日なのに朝10時ころまで寝ていたこともある。

 

親や先生からはだらしがないと、いつも怒られていた。

 

給食を食べるんだけれど、一人分じゃ足りないので二人分食べていた。

 

夜ご飯も二人分くらい食っていた。

 

牛乳は毎日一リットル以上飲んでいた。

 

家に帰ったらまずは牛乳を一リットルくらい飲んで、寝る前にも飲んでいた。

 

部活の柔道部は練習がきつくて、夕方4時くらいから夜の7時まで毎日練習していた。

 

土日の休みもなかったし、練習量は先生の機嫌で決まっていた。

 

どう考えてもオーバーワークだった。

 

そんな中学時代だった。

 

150㎝/50㎏で入学した、180㎝/75kgで卒業した。

 

急に体がでかくなった反動はものすごく大きくて、こんだけ食って寝ていたのに、貧血や不整脈には随分悩まされた。

 

骨が伸びる音は聞こえなかったけれど、体をでかくする準備なのか、心臓が追い付いていないからなのか、夜寝る前は心臓の鼓動がものすごく強くなっていた。

 

貧血が改善したのは高校2年生くらいの時で、なんかの検査で血液を抜かれたときに「普通より優秀な数値です」と言われたのを、今でも覚えている。

 

***

 

本の学校って成長期の子供に必要な睡眠や休養は何も考えてないと、大人になった今になって振り返るとよく感じる。

 

子供の頃は先生や親くらいしか身の回りに大人がいなくて、大体両者のいうことは正しいと思って生きている。そういう人たちの言葉に疑問を呈したり、正面切って間違ってると言えるようになるのって、高校生とか大学生くらいになってからだ。

 

中学生の頃、私は朝起きられなくて両親や先生から「だらしない」とかいつも言われていた。当時は大人からだらしないと言われていたので、自分は本当にだらしないと思っていた。

 

けれど、成長期ど真ん中の中学生がものすごいスピードで成長していくのに必要な睡眠や休息を大人の物差しで「だらしない」一言で断じていいものなのかどうなのか、もっと成長期の子供目線に立って子供と向き合ってもいいんじゃないかと、今更ながら思う。

 

朝起きれないことであれほど怒られていた私も就職して、30歳を超えて、今では誰にも何も言われずに、毎朝7時に起きて会社に行っている。

 

当時の私はだらしなかったのかと言われるとそんなわけではなくて、成長期に必要な睡眠をまっとうに取っていただけで、そこを大人の物差しだけで人間性まで否定するくらい叱りつけなくてもよかったんじゃないかと、時々思う。

 

おしまい

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